京成杯 競馬予想

京成杯2017予想|過去と傾向に変化あり?近年は比較的上位人気馬優勢に。

今週末、東のメイン重賞は京成杯2017。

例年良いメンバーが揃うようなレースではありませんが、今年も(今後の成長に拠るところはあるものの)現状でクラシック主要路線を賑わせそうな馬の出走もなく、正直寂しいメンバー構成。今一つパッとしない現3歳牡馬世代を象徴するようなレースとなってしまいました。

そんな訳であまり見所のない京成杯2017ですが、過去傾向などを探りつつ展望していきます。

過去10年と直近5年で傾向に変化

過去10年の結果を一覧して気づくのは、直近5年とそれ以前の5年で傾向がやや違うかなという点。当ブログをご覧の方は競馬歴の長い人が多いかと思いますが、そういう方は、昔の京成杯と今の京成杯でイメージを切り替えた方が良いかもしれません。

例えば決着脚質で言えば、2007年~2011年の5年は逃げ馬が3度馬券に絡んでいることを含め4コーナーで先団につけている馬の台頭が目立つ。しかし、直近5年では比較的差し脚質の馬の台頭が目立つ。

人気面に目を向けると、2007年~2011年の5年で単勝オッズ15倍以下の馬が5頭馬券に絡んでいる(内4頭は単勝オッズ29.9倍以下!)のに対し、直近5年で単勝オッズ15倍以下で馬券に絡んだ馬は2013年3着のケイアイチョウサン1頭のみ。

他、馬券に絡んだ15頭中10頭が該当と、前走芝2000メートル戦組が優勢となっている点も目に留まりますね。

ちなみに、それ未満の距離から臨戦して馬券に絡んだ馬は【人気ブログランキング】 を満たした馬のみ。この辺、各馬の取捨に迷ったら参考にしてみるのも一考でしょう。
※2013年3着のケイアイチョウサン除く。

ホープフルステークス2016・葉牡丹賞2016の振り返り

様々な路線から参戦馬のある京成杯2017ですが、今回と同じ中山2000メートルで好走してきたホープフルステークス2016・葉牡丹賞2016組はやはり一定の人気を集めるでしょう。前走2000メートル組が優勢というデータにも、当然当てはまりますからね。

個体分析としては、この両レース出走馬を取り上げたいと思います。

ホープフルステークス2016簡易回顧

まずはホープフルステークス2016組から。

参戦予定馬はベストリゾート・マイネルスフェーン・メリオラ。
当時の人気と着順は下記の通りです。

ベストリゾート→6番人気4着
マイネルスフェーン→8番人気2着
メリオラ→7番人気6着

当時、単勝オッズこそやや差があった各馬ですが、レイデオロ一本被りでオッズ差の激しいレースだっただけに、競馬ファンの多くは、それぞれ穴人気の一角と認識だったかと思います。

そんな中、再先着は2着のマイネルスフェーン。3着グローブシアターに1馬身4分の1差と、他2頭に対して明確に先着しています。

さて、ではマイネルスフェーンと他2頭は着差通りの実力差があるのか?

そんなことはないというのが私の見解です。

当時のマイネルスフェーンは、7枠11番ながらシュミノー騎手の絶妙なコース取りで1コーナーから最内を終始ロスなく追走。道中全く消耗しなかったことに加え、直線も前が詰まること全くなく抜け出し、まさに完璧な競馬をしての結果。

それに対し、当時7枠12番のメリオラ、8枠13番のベストリゾートはほぼ枠なりの競馬。特に8枠で追い込み競馬だったベストリゾートは、勝負どころで外々、直線大外へ持ち出しての追込。着差ほどの内容差はないと見ています。

馬体面の比較をしても、マイネルスフェーンとベストリゾートでは、素質そのものはベストリゾートの方が上の印象。少なくともこの2頭に関しては、今回の好走率において(当時からどちらかが成長していない限り)差はほぼないと見ていいかと思います。

葉牡丹賞2016簡易回顧

一方の葉牡丹賞2016からは、アサギリジョーとコマノインパルスが参戦予定。
当時の人気と着順は下記の通りです。

アサギリジョー→8番人気3着
コマノインパルス→9番人気2着

ホープフルステークス2016組同様、穴人気グループの一角で好走しての今回の参戦となります。

ちなみに、この時の2着コマノインパルスの1着レイデオロとの着差は、ホープフルステークス2着のマイネルスフェーンと1着レイデオロの着差と全く同じ。

マイネルスフェーンが恵まれての2着ならコマノインパルスに分があるのかと言うと……このコマノインパルスの2着もまた、恵まれた部分があっての2着と評しています。

レイデオロのインパクトが強烈だった分レースを覚えている人も多いかと思いますが、葉牡丹賞2016は完全な追込競馬。9着コリエドールを除く残り8頭に対し、上位入線3頭が、上がり3ハロンで0.9以上の速い数字を計測したレースでした。

葉牡丹賞2016組2頭の当時の着順はその恩恵あっての部分があった。それは認識しておいて損はないでしょう。

ちなみに、葉牡丹賞2016でのコマノインパルスとアサギリジョーの着差は3馬身2分の1と決定的な差。

ではあるのですが、アサギリジョーの未勝利勝ちは前述マイネルスフェーンを負かしてのもの。見落としがちになりそうな部分ですが、そのレースのリプレイを改めて見返すのも良いかもしれないですね。

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