002.レース回顧 012.京都金杯

京都金杯2017回顧|エアスピネル優勝!終わってみれば今年も結局内枠決着!

2017/01/16

京都金杯2017は、圧倒的1番人気のエアスピネルが人気に応えて優勝。

それに次ぐ2着が1枠1番ブラックスピネル。3着が3枠5番フィエロ。3枠6番だったエアスピネル含め、終わってみれば今年も結局内枠決着の京都金杯となりましたね。

フィエロは予想時に触れたこのレース特注のディープインパクト産駒でしたし、エアスピネルの能力・適性に自信を持っていた人にとってはこの3連単11,040円は簡単に獲れたオイシイ馬券だったのではないでしょうか。

中山金杯に続き、両レース共1番人気が優勝。
多くの競馬ファンに的中を掴ませたという意味では、今年の両金杯は、非常に良い結果だったと言って良いのではないでしょうか。

エアスピネルの評価

さて、ではそのエアスピネルについて改めて振り返りましょうか。

色んな意見があるかとは思いますが、道中多少引っ掛かったことを差し引いても、個人的にはエアスピネルのパフォーマンスは物足りないものだったと評しています。

ラスト200メートル手前、マイネルハニーを交わす時の脚は良かったですが、そこからあまり伸びず最後、ブラックスピネルに差を詰められた。

ブラックスピネルが末脚のキレを売りにしている馬ならそれでもまだ理解出来ますが、ブラックスピルはむしろ、重賞レベルに入ると末の甘さに課題が残る馬。それに最後詰め寄られているようでは今後に不安が残ります。

その不安に拍車を掛けるのは、元々エアスピネルの課題であった終いの甘さ、その元となる馬体面の欠陥が改善されていなかったこと。つまり、今回の甘さも、出るべくして出ている訳です。今後、更に強い相手と戦っていくにおいて、昨年同様、この点が最大のネックとなるでしょう。

近年の馬で近いイメージなのはイスラボニータ。

3歳時のセントライト記念以来勝ち星のないイスラボニータよりは、ハナ差であろうが今回優勝したエアスピネルの方がまだ勝ち切る力はあると言えますが、その資質の差はほんの僅かなもの。器用さを売りにG1含めてどんなレースでも常に一定の好走はするでしょうが、イスラボニータ同様、今後は2着~3着が多くなることが予測されます。

更に上のレベルで優勝するには馬体の改善が欲しいところで、それが見られない内は「これで視界良好!」という評価はちょっと出来ないというのが素直な印象です。

京都金杯2017他出走馬の回顧

ここからは、エアスピネル以外の出走馬についても簡単に触れていきたいと思います。

kyotokinpai2017

ブラックスピネルの評価

まずは2着のブラックスピネル。

パドック返し馬から唯1頭推奨馬として挙げたように、この日は、出走馬中、最も気配が良かった。前半のあのペースで楽に良い位置で追走出来たのは、その走る気の好影響でしょう。

加えて、福永騎手が終始ロスない競馬。このレースで強い内枠を完璧に活かした形で今回は全て上手く噛み合いました。

あれだけの気配で出走出来たのは、今馬自身が良い雰囲気でこれているのは確かなのでしょうが、全て上手くいっての2着ということは覚えておいた方が良いでしょう。

というのも、今後この馬も、この勝ち切れない資質がネックになってくる可能性が高いからです。

エアスピネルを評する際イスラボニータを例えに出しましたが、ブラックスピネルは、例えるならイスラボニータからあらゆる要素を僅かに劣化させた版のような馬。イスラボニータが重賞であの結果ですから、劣化版のブラックスピネルが今後重賞でどうなるかは推して知るべしです。

相手強化で今回同様の結果をするなら馬体の成長が必要。相手弱化したレースにおいてもそれなくしては、優勝するより2着以下になる可能性の方が高いと評しています。

フィエロの評価

フィエロについてはいつも通りといったところですね。

ご存じの通り非常に安定感のある馬ですから、能力や適性を他出走馬と比較して相対的な評価をすれば問題ないと言って良いでしょう。

今回で言えば、適性高い京都芝外回り1600メートル戦、このレースで強い内枠、直線、多少狭くなる部分があったもののエアスピネルの真後ろに進路を取ってエアスピネルの空いたスペースを利用出来たなど噛み合って3着。前2頭とは年齢的な勢いの差かなという印象です。

フィエロのピークは2015年だったと思っていますが、能力の下降ペースは思った以上にかなり緩やか。このペースでいけば、相手次第ではまだ掲示板以上の充分狙えそうですね。

アストラエンブレムの評価

もう1頭触れておきたいのが、4着のアストラエンブレム。

道中の位置取りを見て「あ、これは全然ダメだろうな」と正直思いました。この馬から馬券を買っていた人からしたら、あの位置取りは絶望的だったでしょう。

でも、そこから4着。
これは一定の評価を与えることが出来ます。

というのも、この4着はデムーロ騎手が4コーナーを良い回り方をした側面もありますが、

4点評価はつけられなかったが、これまでと一番変化があるのはアストラエンブレム。ここ2戦よりパフォーマンスを上げてきても。

馬体の明確な成長に基づいてこの結果を出したというのが評価に値する。

京都芝外回りより適性の高い、東京芝コース・新潟芝コースのマイル重賞なら馬券に絡むチャンスは充分あるでしょう。

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