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京都金杯2017予想|過去データ分析とエアスピネルの扱いについて

2017/01/16

先日の中山金杯2017に続き、今日は京都金杯2017を展望していきます。

注目は何と言ってもエアスピネルでしょう。

ご存じの通り、昨年は牡馬クラシックの主要レースを皆勤。
結果的にそれらで1勝もすることが出来ませんでしたが、サトノダイヤモンド・ディーマジェスティ・マカヒキらに混ざり、準主役としてレースの盛り上げに貢献してくれました。

そんなエアスピネルが遂にマイル路線に参戦。

昨秋の時点で菊花賞路線でなく天皇賞秋~マイルCS路線を希望する競馬ファンも多数いましたから、そういった人からしたらようやくかといった感じでしょう。

牡馬クラシックの中心馬が明け4歳で京都金杯に出走するのは2012年のサダムパテック以来。
ただでさえそこそこメンバーが揃った京都金杯2017。当時のサダムパテック以上の評価を受けている雰囲気のあるエアスピネルの参戦で熱い盛り上がりとなりそうです。

京都金杯過去傾向からの注目データ

そんな京都金杯。
もちろんエアスピネルについても触れますが、まずは過去傾向の確認からしていきます。

内枠が大活躍で外枠の馬は苦戦!

毎年最初の競馬開催日に行われるだけに記憶に残りやすい京都金杯なだけに、皆さん、「京都金杯=内枠圧倒的有利」というイメージを強く持っているのではないでしょうか?

データ面にもそれはハッキリと表れています。

過去10年で5枠~8枠の馬の成績は(2-2-4-74)。
延べ30頭の内、5枠から外の馬はたった8頭しか馬券に絡んでいません。

この傾向は近年においても続いており、過去5年の京都金杯データを見てみると5枠~8枠の馬の成績は(0-1-2-40)と壊滅的。内枠圧倒的有利と言って良いレースです。
※京都金杯過去5年の1枠~4枠馬の成績は(5-4-3-28)。優勝5頭、連対4頭、複勝12頭。

仮に例年のような馬場なら、今年も同様の結果になるかもしれないですね。

ただ、恐らくこの傾向は多くのメディアが取り上げるでしょうし、競馬ファンの頭にも恐らく強く刻まれている。となると、内枠の馬は必要以上に人気する可能性もあります。

期待値としてはそろそろ微妙になってきてもおかしくない頃合いなだけに、積極的に狙うべきかどうかは、一度冷静に吟味した方が良いでしょう。

穴で狙うなら前へ狙う馬!

脚質面に目を向けると、京都金杯は、馬券を買うなら逃げ・先行馬というデータが明確に出ています。

過去10年、脚質別の複勝回収率を見ると、

逃げ馬 141%
先行馬 81%
差し馬 65%
追込馬 42%

過去5年の脚質別の複勝回収率を見ても、

逃げ馬 148%
先行馬 93%
差し馬 74%
追込馬 28%

と、回収率は前にいく脚質から完全な降順。

過去10年で差し馬(3-3-3-61)、追込馬(1-5-2-41)と後方脚質の馬も多々馬券には絡んでいるのですが、このデータを見る限り、道中後方脚質で馬券に絡めるのは実力上位の馬だけということでしょう。

昨年、明らかに総合点が低いニンジャが最内枠から逃げて15番人気ながらあわやの5着したのなんかが、京都金杯の典型的なシーンでしょうね。

1番人気は過去10年で1勝。頭から狙うなら中位人気馬。

京都金杯の注目データに、1番人気馬が過去10年で1勝しかしていないというのもあります。

1番人気といっても単勝オッズ3倍台後半~4倍台前半での出走馬が多いから、という部分はあると思いますが、単勝オッズ200円台の馬でも2着までというのが特徴的です。

2012年サダムパテック単勝270円→5着
2010年スマートギア単勝220円→2着
2008年アドマイヤオーラ単勝280円→2着

相手が強かったというのが1番の理由ではありますが、朝日杯FS2015以降、勝ち切れないエアスピネルにとっては嫌なデータですね。

さて、1番人気が不振なら2番人気の優勝が多いかと思いきや、2番人気の馬は過去10年で何と0勝。京都金杯は、3番人気以下の馬が優勝するのが恒例の重賞となっています。

過去10年の京都金杯優勝馬の人気馬の内訳は、

1番人気→1勝
3番人気→3勝
5番人気→2勝
6番人気→1勝
7番人気→3勝

5番人気から7番人気の馬で計6勝と、中位人気馬の活躍が目立ちます。

ただ、これら6頭、中位人気と言えど単勝オッズはそこまで低くなかった点には注意です。
最も単勝オッズがついたケースで、2010年ライブコンサートの単勝5番人気1430円。単勝オッズ1500円以下の馬の優勝ありません。

京都金杯過去傾向データまとめ

ここまで取り上げた京都金杯の過去データをまとめると…

・内枠圧倒的有利。外枠は大幅割引。
・前に行く馬の方が期待値は圧倒的に高い。
・過去10年で3~7番人気が9勝。ただ、単勝オッズはいずれも1500円未満。

他、注目データを挙げるなら、過去10年で(2-3-0-6)で連対率45.5%のディープインパクト産駒ですかね。今年の該当馬は3~7番人気に当てハマりそうですし、データ重視派の人としては狙いたいとこでしょう。

エアスピネルをどう評価するか?

ではここからは注目のエアスピネルについて。

個人的には、予想切り口として、以下の3パターンがあると思っています。

1)エアスピネルが優勝すると判断する。
2)エアスピネルが好走するも2~3着止まりと判断する。
3)エアスピネルが馬券圏外に沈むと判断する。

このいずれを選択するのかがまずは重要でしょう。それによって他馬の印も変わってくるでしょうからね。エアスピネルの評価を誤ると馬券で高回収を残すのは難しくなるでしょう。

1)を選択するなら、高確率で2着~3着に入線しそうな馬探し。
2)を選択するなら、多少確率は低くともエアスピネルを負かすシーンを想定出来る馬探し。
3)を選択するなら、エアスピネルを無視して他馬たちを普通に比較した予想。

個人的には、エアスピネルは圧勝も惜敗もどちらもあり得ると見ていて、馬場も当日の気配も見てない状態でそのどちらなのかと見極めるのは非常に難しいというのが正直なところ。

京都芝外回り1600メートルはエアスピネルにとって良い舞台で、このメンバーなら総合力も上位。センスの非常に高い馬なので、菊花賞2016からの臨戦でも楽に先行して快勝するシーンも容易に浮かぶ。

一方、一気の距離短縮と間隔が空いての出走となったことで調子も気配も今一つ、行き脚つかず後方よりの位置取りになり最後地力で差してくるも届かずというシーンも想定出来る。

強いて言うなら前者65の後者35くらいのイメージ。人気を考えると、仮に事前予想するなら、1)はちょっと難しいかなという印象。事前印を出せと言われれば対抗評価までかなという感じです。

一気の距離短縮で楽に先団につけられるかどうかは、状態はもちろん、当日の気配もかなり影響してくるでしょう。

仕事などで朝一で馬券を買うしかないなら、各々の普段の馬券観に基づいての決め打ちですかね。確率的には優勝する可能性の方が高いと思いますが、馬券の期待値で考えると2着以下に敗れるシーンを選択する方が高いかなというのが一応の評価です。

本文内で使用しているデータはKLANを参考にしています。無料で重宝しますので、興味ある方は【必見】管理人愛用の競馬データベースKLANとは?の記事も参照下さい。

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