02.予想/回顧

NHKマイルカップ2018回顧/狙い易い伏兵馬だったケイアイノーテック

2018/05/07

昨日、東京11Rで行われたNHKマイルカップ2018は6番人気ケイアイノーテックが優勝。藤岡祐介騎手、悲願のG1制覇を飾りました。

上位入線馬短評

ケイアイノーテック(1着/6番人気)

良馬場の東京芝1600メートルで、自身の持ち味がフルに活きましたね。

4コーナー手前での仕掛けを見た際は、追い出しはやや早いかなと思いました。
ただ、エンジンの掛かりの遅さを考えると、ここはG1の舞台、脚を余すよりは最後止まる方が良いと、結果的に優勝を狙った藤岡祐介騎手の好判断だったと思います。

ギベオン(2着/2番人気)

毎日杯2018時点の緩い馬体では、今回は期待より不安が先行していました。

しかし、さすが、今年出走馬の連対率50%以上ととんでもない数字を残している藤原厩舎。
今回のギベオンは前走とは別馬。ここに向けてしっかり仕上げられ且つ、この距離にも対応出来る造りでパドックに現れました。

今回好走の要因は、藤原厩舎のこの力でしょう。
前走の毎日杯2018と比較すると前走と仕上げ具合が違うのが分かりやすいと思いますので、興味ある方は改めて比較してみると良いかと思います。

レッドヴェイロン(3着/9番人気)

【人気ブログランキング】の注目馬として挙げたよう、穴馬として最も魅力あると感じていたのがレッドヴェイロン。

アーリントンカップ2018組では優勝したタワーオブロンドンが最も注目を集めていましたが、淡白なレースが合うタワーオブロンドンに対し、レッドヴェイロンはタフな競馬が合う。

格負けしない特性と現在の上昇曲線を考えるとこの程度走れるのも想定通りで、特別な驚きはありません。

天皇賞(春)2018の回顧で「今後また、以前のようなG1での勝負強さを警戒して良いのではないでしょうか」と岩田騎手も、2週連続馬券に絡む結果となりましたね。

その他注目馬馬短評

タワーオブロンドン(12着/1番人気)

ここまでの惨敗となったのは直線での致命的な不利の影響でしょうが、その前の時点で既に、少なくとも馬券圏内という点では勝負有りといった形でしたね。

事前見解で指摘した通り、タワーオブロンドンはプレッシャー耐性が高くありません。道中、先団から各馬間のスペースがあまりなく、全体的にゴチャついていた流れとなったのがこの馬にとって痛かったですね。

テトラドラクマ(14着/3番人気)

今回の状態は、近走で最低だったフェアリーステークス2018と同等かそれ以下。状態面がポイントのテトラドラクマでしたが、残念ながら良い状態での出走は叶いませんでした。

3歳牝馬にとって春の大目標である桜花賞を回避せざるを得なかったのは、当時恐らく、それほどまでに状態が悪かったということなのでしょう。そこから1か月では、何とかレースに出走させられる程度に回復させるのがようやく、といったところだったのかと思います。

「思ったほど人気がないな」と前売りオッズを見て感じましたが、調教にも、その辺りが出ていたのでしょうね。

馬券考察

今春G1の中で、ケイアイノーテックは最も期待値の高い伏兵馬でしたね。

netkeiba.comの想定オッズから、単勝9.0倍前後、複勝下限2.2倍程度と想定していたものの、蓋を開けてみると単勝12.8倍、複勝下限2.9倍。

このメンバーで最も良い枠順を引いたこと、この馬向きの良馬場だったことも考慮するとこのオッズは付きすぎで、ケイアイノーテックに一定の評価を与えていた人には非常に買いやすい状況だったかと思います。

そのケイアイノーテックに一定の評価を与えられたかどうかは、朝日杯FS2017、そして優勝した500万下条件をきちんと分析出来たかどうかがポイントだったでしょう。

特に朝日杯FS2017を元にタワーオブロンドンとの比較をすれば、今回プラス要素が多いケイアイノーテックと、マイナス要素が多いタワーオブロンドンでどちらの期待値が高いかの判断は難しくなかったはず。

G1レースの予想となると重要ステップレース中心に分析してしまう人もいるでしょうが、それ以外のレースにもヒントが隠されているという良い例だったかと思います。

【参考記事】
NHKマイルカップ2018予想/【注目馬分析】ケイアイノーテック

NHKマイルカップ2018総評

タワーオブロンドンが展開面で、テトラドラクマが状態面で本来のパフォーマンスが出来ない部分こそありましたが、他馬は概ね、それなりに自身のパフォーマンスをすることが出来たNHKマイルカップ2018。

その中で、優勝したケイアイノーテックを筆頭に、今後に大きな期待を寄せたくなるほどのパフォーマンスをした馬はいなかったというのが率直の感想です。レースレベルとしては、そう高いものではなかったでしょう。

そんな中から、強いて注目馬を1頭挙げるならギベオン。

上述した通り、今回は前走までと馬が一変。
夏を上手く過ごせれば秋には更に良くなる可能性を充分感じただけに、そうなれば、以降は今回より一段上のパフォーマンスを安定して発揮出来る可能性も充分あるかと思います。

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