001.競馬予想 014.シンザン記念

シンザン記念2017予想|今年も大波乱?それとも2強で決まる?

2017/01/16

2016年→3連単671,850円
2015年→3連単43,840円
2014年→3連単2,220円
2013年→3連単29,880円
2012年→3連単281,970円
2011年→3連単279,230円
2010年→3連単230,140円
2009年→3連単279,100円

以前は堅い決着も多かったシンザン記念ですが、上記の通り、2009年以降は大波乱傾向。

2014年こそ堅い決着となったものの、過去8年で10万馬券決着が5回。3連単の平均配当227,279円と、荒れに荒れまくっています。

今年はアルアイン・ペルシアンナイトという素質馬2頭が参戦し2強様相。
加えて、朝日杯FS5着のトラスト、レーヌミノル・モンドキャンノのG1馬券組がワンツーした京王杯2歳ステークス組から4着コウソクストレートも参戦。

このメンバーなら人気サイドで決着するのか?
それとも例年通り波乱決着となるのか?

本日はこの、シンザン記念2017について展望していきたいと思います。

京都金杯と似た傾向にあるシンザン記念!

ご存じの通り、シンザン記念が行われるのは京都芝外回り1600メートル。先日行われたばかりの京都金杯と同じ舞台です。

それなら当たり前、と言えるのかどうかは分かりませんが、データ面を見てみると、出走馬の年齢こそ違うもののその京都金杯と同じような傾向が見られます。

以下のデータを見て下さい。

内枠馬優勢!

まず、枠順は内枠が優勢ということ。

シンザン記念の過去10年の枠順別成績を見てみると、

1枠 2-2-1-10
2枠 1-2-2-11
3枠 2-1-1-13
4枠 2-2-1-13
5枠 0-0-2-17
6枠 0-1-1-17
7枠 2-1-1-17
8枠 1-1-1-18

4枠から内枠で7勝、2着7回、3着5回。
3着回数こそ互角ですが、連対で見ると内枠が圧倒的に優勢となっています。

逃げ・先行馬が馬券の狙い目!

脚質別の複勝回収率を見ても、京都金杯同様、前へ行く馬から完全な降順に。

過去10年脚質別複勝回収率データ
逃げ馬 217%
先行馬 147%
差し馬 56%
追込馬 18%

過去5年脚質別複勝回収率データ
逃げ馬 302%
先行馬 128%
差し馬 32%
追込馬 30%

逃げ馬・先行馬はベタ買いでもような数字。特に逃げ馬はデータ的には特注となっています。

京都金杯の結果を参考にすれば良いかと言うと…

このように京都金杯と同じようなデータ傾向にあるシンザン記念ですが、注意点が1つあります。

2つのデータがこうも共通していると「シンザン記念はこの前の京都金杯と同じような狙いをすればいいんじゃ?」と一瞬思いたくもなりますが、過去、京都金杯とシンザン記念の結果が同じようになった年はほぼないんですよね。むしろ京都金杯とシンザン記念で逆の脚質で決着することが多い。

今年どうなるかは分かりませんが、単純に京都金杯のリプレイを期待すると痛い目に遭ってしまう可能性があるのは念頭においた上で予想した方が良いでしょう。

上位人気馬と人気薄の組み合わせで荒れている!

さて、波乱決着続くシンザン記念ですが、上位人気総崩れと言えるような決着になっていることは実はありません。

過去10年のシンザン記念で、1番人気馬・2番人気馬いずれも連を外した年は2010年、2011年の2回のみ。

その2年にしても、2010年4番人気単勝7.2倍のガルボが1着、2011年単勝3番人気10.7倍のオルフェーヴルが2着。データ面から見ると、上位人気馬を軸に人気薄へ流すという戦略が合っていたレースと言えますね。

ちなみに、過去10年のシンザン記念で単勝オッズ15.1倍以上ながら馬券に絡んだ馬は計12頭。中には2016年11番人気3着のシゲルノコギリザメ、2012年11番人気3着プレミアムブルー、2009年12番人気ダブルウェッジ・10番人気トップカミングなどの大穴馬もいます。

実はこれら12頭中11頭は前走条件戦組。ヒモ荒れ狙いをしたい人は、今年もこれに該当する馬から探すのが良いかもしれませんね。

アルアインとペルシアンナイトの2強決着となるのか?

そんなシンザン記念ですが、今年はアルアイン・ペルシアンナイトという素質馬2頭が参戦。2頭の馬連にかなり人気が被ることが予測されます。

果たしてその2頭で堅く決まるのか?

ここからはその2頭について評していきたいと思います。

アルアインの評価

まずはアルアインの方から。

ここまで芝1600メートルを2戦2勝。
実際レースを見ている人なら感じているでしょうが、非常に高いセンスを持っており、馬体からマイラーとしての高い資質も感じます。

ただ、本命を打ちたいかとなると現時点でそういう気持ちは起きません。

ここ2戦のレース振りは、前述の通り、センスの良さを非常に感じさせるもの。ですが、元の期待が高いからという面はありますが、追ってからの伸びが物足りないというのも正直なところです。

特に前走は、ロスなく4コーナーを回って直線インを突いたのだから、直線途中まで持ったままで、軽く追い出すだけで弾けるくらいのパフォーマンスを見せて欲しかった。それが実際は、追ってもむしろ伸びが物足りない印象を受ける程度の脚で、最後は2着のキョウヘイの脚の方が数段目立った。そのキョウヘイのレベルを考えると、及第点以上の評価は与えられないというのが正直なところです。

この原因は、まだまだ全体的に緩い馬体に起因していると私は判断しています。

新馬戦から間隔が空いて臨んだ前走を使って、今回はその馬体が良化しての出走になってくる可能性は充分あると思います。ただ、その良化度が大きくない限り、重賞の上位人気で本命を打てるほどの信頼度にはまだ届いてないという見方。

ここを獲れるだけの素質はある、京都外回り芝1600メートルへの適性も高いと評していますが、期待値を考えると事前予想では対抗までになりますね。

ペルシアンナイトの評価

そのアルアインと人気を分け合うのがペルシアンナイト。

ここまで3戦2勝。
唯一の敗戦アイビーステークス2016の2着は、ご存じ、ソウルスターリングの2着だったレースです。

しかも当時のレースは、ソウルスターリングがほぼロスない競馬だったのに対し、ペルシアンナイトはスタート後の加速が今一つでスタート後50メートルでソウルスターリングに3~4馬身差のビハインド。そう考えると、よく走っていると言えます。

ただ、競馬ファンの多くもこのことは知っているはずで、その分余計に人気を集めることにはなるでしょう。そう考えると逆に、このレースを必要以上に高評価するのは期待値が低いことになりそうです。

以前も触れましたが、ソウルスターリングは、阪神JF2015とそれ以前で仕上げが全く違いました。ですから、阪神JF以前のソウルスターリングと接戦したからと言って「阪神JFであのパフォーマンスをしたソウルスターリングと接戦」とはならないんですね。極端な話、別馬ですから。なので、それを理由に人気するようなら、逆手にとって評価を落とすのも一つの手でしょう。

1番人気を分け合うくらい支持されるなら評価を落としたい理由はもう一つ。それは、京都芝外回り1600メートルへの適性が低そうなこと。

2戦連続で上がり3F33.9を計測しているペルシアンナイトですが、実際の映像を見ると、速い脚を使っている印象は受けません。むしろ、先のアイビーステークスで、手応えの割に追い出してからの加速に手間取る印象の方が強く残ります。

2戦連続の上がり3F33.9という字面とは裏腹に、同じハービンジャー産駒のベルーフ同様、瞬発力勝負より適度に上がりが掛かる方が向くのではという印象。この舞台で瞬発力が要求される可能性を考えると、人気ほどの評価は与えづらいですね。この馬としては、予報通り明日雨が降って、より力の要る馬場になって欲しいところでしょうか。

シンザン記念2017総評

近年波乱の結果が続いているシンザン記念。

素質馬が参戦してきた今年も、一見堅く収まりそうに見えて、波乱の余地を充分残していると思います。少なくとも2強で仕方ないとレース前から白旗を挙げざるを得ないようなレースではないでしょう。

次位人気が予測されるトラスト・コウソクストレート・タイセイスターリーにしても大してアテにならないですから、穴党の人は今年も波乱に期待しても良いかもしれませんね。

上位人気馬が人気を被るだけに、それらが凡走すれば思わぬ高配当となるチャンスもあるでしょう。

本文内で使用しているデータはKLANを参考にしています。無料で重宝しますので、【必見】管理人愛用の競馬データベースKLANとは?の記事も参照下さい。

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