02.予想/回顧

天皇賞(春)2018回顧/想定通り馬券期待値低かったレース。大きく儲けるのは難しかったか。

2018/04/30

天皇賞(春)2018は2番人気レインボーラインが優勝。
2着に1番人気シュヴァルグラン、3着に4番人気クリンチャーが入線しました。

上位入線馬短評

レインボーライン(1着/2番人気)

優勝したレインボーラインは岩田騎手の騎乗ぶりが光りましたね。

グリーンチャンネルでは直線内へ切り込む進路取りに焦点が当たっていましたが、私が見事だなと感じたのは1週目直線でのポジション取り。

枠順、脚質的に中団後ろのインにいるとは思わなかったので、その姿がカメラに映った時は「非常に良い位置にいるなぁ」と感じました。

岩田騎手は2015年桜花賞のレッツゴードンキ以来、約3年ぶりのG1制覇。

影が薄くなる時期もありましたが、最近は条件戦での光る騎乗も度々見えるようになってきているだけに、今後また、以前のようなG1での勝負強さを警戒して良いのではないでしょうか。

シュヴァルグラン(2着/1番人気)

1番人気に推されたシュヴァルグランは2着。

昨年の天皇賞(春)2着、ジャパンカップ優勝、有馬記念3着の実績は伊達ではないな、というのが率直な感想。レインボーラインには敗れてしまったものの、このメンバーでは総合力が上位というのを改めて示した内容だったかと思います。

惜しむべくは、大阪杯2018からのローテーション。
今回、前走より良化しての出走となったものの、ここを使うと更に良くなるだろうと感じさせられるだけの余白を持っての出走。

その余白が残っていたのは大阪杯2018大敗の影響もあったはずで、阪神大賞典2018勝ち負けからのローテーションで上手く仕上げてきれば、レインボーラインが好騎乗しても尚、総合力の差でそれを捻じ伏せたのではないかと見ています。

クリンチャー(3着/4番人気)

思ったより頑張ったのがクリンチャー。

パンパンの良馬場への対応、三浦騎手への乗り替わりがどうかと思っていましたが、その課題を乗り越えての3着。特に、三浦騎手は思ったより良く乗ったと思います。

道中、終始シュヴァルグランを圏内に入れて、出入りのある状況になっても慌てずに我慢。4コーナー入口でシュヴァルグランの真後ろに位置取り、馬券を買った人からしても概ね不満はなかったのではないでしょうか。

全体、上がり共、速い時計への決着への課題は残しますが、今回レベルのパフォーマンスを安定して発揮出来るようであれば、芝中長距離路線では常に上位を賑わせられるでしょう。

その他注目馬短評

チェスナットコート(5着/7番人気)

勿体ない競馬だったなと感じたのはチェスナットコート。

今回は、今の勢いそのままに前走より更にグンと良くなった状態での出走。地力強化で上位と差のない5着入線が叶いました。

それだけに、1枠を引いたにもかかわらずその恩恵を活かさない騎乗をしたのは勿体ない印象。

道中も早々に内の追走を放棄しましたし、結果、勝負所手前で他馬が仕掛けたタイミングでそれに合わせて早めの仕掛け。外々を回って脚を使わされる形となりました。

結果論ではありますが、内枠を活かしてシュヴァルグラン、クリンチャーを意識してその後ろからレース運びをすれば更に際どい競馬になったはず。伏兵の立場だっただけに、地力勝負をするのではなく、思い切って一発を狙った乗り方をして欲しかった印象です。

ただ、見方を変えれば、その競馬での5着入線は初G1挑戦としてはよく頑張っている。

勢いが途切れてどこまでといった懸念はありますが、ここ数戦の上昇曲線を見る限り今後更に良くなる可能性が充分あります。そうなってくればクリンチャー同様、今後の芝中長距離路線を盛り上がる存在になり得るのではないでしょうか。

馬券考察

馬券面に目を向けると、多くの人にとっては大きく儲けるのは難しいレースだったかなという印象。

シュヴァルグラン本命に自信があった人にとってもレインボーライン相手でこの配当は安いですし、レインボーライン本命に自信があった人にとっても、今回のシュヴァルグラン相手にこの配当では、馬連も馬単も安いと感じる配当だったでしょう。

大きく儲けられたとしたら、レインボーライン・シュヴァルグランの2頭、ないしそれにクリンチャーを加えた3頭で堅いとの自信があり、そこに大きく張れた人のみでしょう。

ただ、果たしてその予想を出来た人がどこまでいたか。

事前印象通り、総じて見て、天皇賞(春)2018は多くの人にとって馬券期待値の低いレースだったように思います。

天皇賞春(春)2018総評

岩田騎手の好騎乗とシュヴァルグランのパフォーマンスが印象に残った天皇賞(春)2018。

特にシュヴァルグランが今回の状態でこのパフォーマンスを出来たのは、今年の秋、ジャパンカップや有馬記念の盛り上がりを考える上で良い材料。クリンチャー・チェスナットコートに関しても、今後に関して一つの目処が立ったと言って良いかと思います。

ただ、総じて言えば、今後の古馬芝中長距離G1の勢力図に大きな影響を与えた印象はなし。

戦前から指摘されていた通り、全体のレベルとしては今一つなものとの認識で良いのではないかと思います。

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